完成まであと、もう少し。
(機械を入れたり調整に結構時間がかかちゃうので、実際の開院は3月です。)
外部は天気のつづく日をねらって壁の仕上げのジョリパットを吹きつけたところ。
外部の足場を早くのけて外構工事にとりかかりたいとこです。
内部は造作工事もほぼ終わり、壁もクロス貼り終え、器具付けの最中です。
完成まであと、もう少し。
(機械を入れたり調整に結構時間がかかちゃうので、実際の開院は3月です。)
外部は天気のつづく日をねらって壁の仕上げのジョリパットを吹きつけたところ。
外部の足場を早くのけて外構工事にとりかかりたいとこです。
内部は造作工事もほぼ終わり、壁もクロス貼り終え、器具付けの最中です。
普段、平日に家で過ごす時間帯は夜が多いので、家作りにおいて照明計画が料理におけるスパイスのようなもの!非常に大事なんです。
今回お客様を交えて安らぎの空間創造をめざしてお勉強会を開催。
光の理論的なお話から色々な方法での照明の見せ方、あかりの質感等、 実際に目の前で見て体感して、たのしく勉強が出来たんじゃないかと思います。
単に明るさを求めるのでなく、明るさにも質感 (明るく無くても良いから)を求めたいですよね。
太田上町で計画していた家の工事がいよいよ始まります。
工事の安全と良い家が出来る事を願ってみんなでおねがいしました。
実際の工事は建築確認申請が下りてからになりますので本格的に始まるまで、もう少し時間がかかりそうです。
ガルバリウム鋼板と無垢板で仕上げたモダンな外観と自然素材をふんだんに使った内装と、天板が4メートルも有るオリジナルキッチンと、 薪ストーブも備えます。
お洒落で快適で健康な生活ができる家が出来るようにゆっくりと、じっくりと、しっかりと、がんばります。
無垢の味わいのある洗面カウンターが出来ました。
板の厚みが10センチもあり、 洗面カウンターとしては厚すぎるので2枚に製材して、表面はサンダーで仕上げ、大まかなカウンターの形に木取りした。
鼻割れしてるところは裏からボルトで口が開かないように締め上げ、
洗面カウンターなので水が浸透したらマズイので、割れをふさいで、
割れの入った部分の化粧(アクセント)と割れの開き止めの為にローズウッドの蝶々型の栓(チギルとか言うらしい)を仕込んで、 ボウルが納まるように穴を繰って、環境に優しい水性のウレタン塗料を裏表3回塗って・・・完成!!あー、しんどー。めっちゃ手間かかる!! でも、納得の仕上がりでした!
とにかく、何百年も掛けて育った木を失敗できないので凄く慎重になっちゃいました。
・・・で、後は現場で大工さんが取り付けて水道屋さんが洗面ボウルとか水道栓を取り付けるんです。
出来上がったカウンターとその下に今回残った、もう1枚の塗装してない(サンダー掛けまでの)無垢板の写真。
・・・という訳で、残った板は、とりあえず わが事務所の中に置いて次の出番を待ってます。
サイズは2600*840*45(両耳付)です。 とにかく巾が84センチも有るのは価値が有ると思います。
鼻割れしてますが上記の洗面カウンターのように処理すれば良い感じになります。
誰か欲しい人居ませんかー? このまま蜜蝋ワックス仕上でもいいし、自然塗料のオイル仕上げで仕上げてもいい感じで仕上がりますよー。
外観が徐々に出来上がってきました。
建物の大体の輪郭が見えてきて、設計したときの自分のイメージとの差が少ないことを確認。 ひとまずホッとしました。
この医院は医院長さんが女医さんなので女性らしい色合いで内装も外装もまとめていきます。
これから、 どんな風に変わっていくかたのしみです。
屋根が2m以上はね出してますが、これがこの建物で特に苦心(試行錯誤)したところです。
居住スペースの床にはナラ無垢材を、それも節のある材をうちで製材して、人工乾燥したうえに自然乾燥して、フローリング加工して、 自然塗料を塗り、蜜蝋ワックスを塗り・・・・で、大工さんも貼るのに手間をかけ、で、大変でした。
見えないところで手間をかける! こだわってます!これも、使っていくうちに違いが出てくるもの、と信じてやってます。
いつも屋根は、ガルバリュウム鋼板で一文字時葺き、瓦棒葺き、折版葺きとかが多いんですが、 今回は屋根にトップライトを設ける上に屋根勾配が、かなり緩い設計なのでシート防水(防火性能がある塩ビシート)としました。
これは雨仕舞いの点で有利だったので採用しました。
一時は(と言うか、今でも)緩い勾配ならFRP防水が良い、 とも言われてますが最近では大きい面積ならこちらの方が良いみたい、と言われ始めてます。(実際、適材適所なんでしょうが・・・)
一見、施工は簡単そうですがけっこう熟練が必要だそうです。
(シート同士の接着に熱でシートを溶かして一体とするので気を付けないと焦がしたり接着できてなかったりと面倒だそうです)
電動式の木製トップライト(デンマークのベルックス社製で雨が降ると自動的に閉まるとか。)
屋根の防水が終わって雨の日に雨漏りチェックをして工事完了です。これで、中の工事がどんどん進められるので一安心。
外壁の下地はいつもの大建工業のダイライトを貼り、
その上にデュポンのタイベックシルバー(遮熱性能のある通気シート)を貼り 、
窓の漏水の危険があるところは二重に対策してます(軒先が出てるところは大きく出ていて心配ないのですが、軒先の出が無い所が心配なんです
上棟しました。
木造2階建ての病院なので面積もかなり大きいので木造の骨組みを建てるだけで3日掛かりました。
屋根は木造でありながらも大空間を確保するため、TJIというアメリカ製の梁を使用しました。
素材はLVLとOSBの混合素材 (専門的でわかり難いですが、要は接着剤で木材を固めた梁材でI型ビームとも呼ばれてます)で人工的なものなんですが、 もちろんアメリカの基準をクリアーした安全な物。
法令に則って守らなければいけない所は、 自然素材のみでは対応できないところは工夫しながらも使っていかねばならないものなのです。
地鎮祭をしてからずいぶん経つんですが、やっと建築確認がおり、着工です。
住宅じゃ無いんで、時間が掛かるのは予想してたのですが・・・・
今、基礎工事中です。
地盤調査した結果、今回は良好な地盤だったので、そのままべた基礎にて施工中です。 いつも通り基礎の立ち上がりはコンクリート打ち放しです。
なぜ、打ち放しか?これには、いろいろと理由があるんです。まあ、これも、 こだわりですね。
今、未完成だった玄関廻りのファザードを施工中です。
勾配に立ち上がる木材の格子を建物に対して斜めに架けることによって建物に奥行きと変化を付けます。
私が、ひらめきで考えたことを、 難度が高くても根気よく付き合ってくれる職人さんとお施主様がいることを、つくづく有難い事と思っています。
内部は、ほぼ完成していて、皆さんに見ていただける状態になりつつありますので、声をかけていただければ案内できます。
INAXミュージアムへ行ってきました。
聞きなれない名前の版築(はんちく)で外壁を覆った非常に凝った建物(骨組みはRC造ですが) で素朴な表情を見せる反面、現代的表現のもと モダンな雰囲気が漂っててました。
版築を作る際にできた型枠の跡と一気に積み上げられないことによる土の層の連続模様がいい感じで安らぎを与えてくれます。
中は和室に使われる網代(あじろ)をイメージした連続するRのパターンが外の土のイメージと対照的でした。
この版築って今でも田舎の民家の古い塀でたまに見ることができます。知られたところでは法隆寺の築地塀です。
もともとは木材が高騰して簡単に手に入らなかった時代のやり方だったようですが、 なかなか木材に見劣りしない自然の表情と息遣いが見えますね。
さて、その建物の中で、土(泥)を使った遊びで光る泥団子を作ってみました。
簡単な道具を使って根気よく玉を真円にして着色して磨いて完成。
出来上がるまで1時間以上。ひたすら根気の結果がこの玉です。
赤く光ってるでしょ。 出来上がった玉は愛着がわいてきたんで自分の打ち合わせ室に置いて眺めてたのしんでます。
この写真の様にでかいのは世界最大級だそうです。(直径60センチ以上あるように見えましたが)
中の展示物で特に気に入ったのはこの古代のタイルの再現展示。
当時はタイルを貼っていくって感じじゃなくって積みあげっていったんですね。
まあ最近まで、 タイルの裏にモルタルをなすりつけて積み上げてましたけどね(これって湿式工法っていいます)。
それにしても積み上げたその断面を見るとタイルって感じじゃないですしー。でも、仕上がった感じは非常にいい感じ。
これって小学生が手伝ってタイルを作ることろから積み上げることまでやったそうです。 感心!!芸術ですよね!
リビングに薪ストーブが座りました。
ノルウェーのJOTUL(ヨツール)のF500です。なかなかの存在感と雰囲気です。
オーロラの炎も楽しめて料理も楽しめる欲張りな薪ストーブ。
ここで特に強調したいのは薪ストーブって環境にやさしいということ!
内部の壁と天井は自然塗料で有名なプラネットの塗り壁で仕上げました。
大理石と珪藻土が混ざったものです。
壁際の養生が大変な上、イメージに合わせた鏝仕上げが一発勝負なので大変気を使うんです。
仕上がりはクロスに無いラフなイメージが心地よいです!職人さんの息づかいが仕上に見て取れます。
外部の正面のファザードは耐候性とひび割れの事を考えてアイカ工業のジョリパットを鏝で塗り付け櫛目模様を後付けする校倉仕上げとしました。
仕上がるまでのたくさんの工程はサイディングボードを貼ったのとは違い、家に表情が生まれ、まさに命がふきこまれるような感じです。工業製品に無い味があります。
壁一面を仕上げるだけで熟練の左官さん4人がそれぞれの分担をこなしていきます。
さりげないファザードにはポーチとそれを取り巻く木の格子が付く予定です。
リビングには大開口木製サッシ。とうとう家作りも終盤にさしかかってきました。
地鎮祭は何度も経験済みですが、早朝6時からの地鎮祭は今回が初めてでした。
お施主様は大変忙しい方なのでどうしてもこの日のこの時間しか空いてないという事で朝6時から始めました。
もう梅雨に入っているので今日だけは雨が降らなかったらいいのになーなんて思ってたんですが(いつもこんな時にはよく降られるんです。)
やっぱり早起きしての神事は気持ちよかったー。この工事もうまく行き、すばらしい建物が出来るような気がしてきたぞ。 (気がするだけじゃあいかんのですが・・)とにかく、がんばろーと心に誓いました。
建物は去年の年末から計画、設計していた歯科医院です。開業予定は来年初めです。
住宅だけでなく病院もいいもの作るためには全力です。
この病院の工事記録はこのブログ内で報告していきます。
鶴市の家、デザインの一つのキモとなるリビングの木製オリジナルサッシの建具を工場製作してたのが出来上がり、吊り込み調整しました。
現場で一枚一枚たてこみを調整して、現場と工場の製作誤差を調整するわけです。
とにかく建具が普通の2倍の大きさがあるのとめっちゃ重い (ペアガラスが入ると一枚100キロにもなるんです)のとで職人さんは物凄く大変です。
安全性と気密性に相当知恵をしぼりました。
開放感を出すために3枚引き込みと1枚引き込みの建具が交わるところが枠が無いようにしていますから、 当然きっちり隙間無くお互いの建具が合わさらなければ気密状態が確保できないので調整も大変!
とにかく、図面で綿密に打ち合わせ、 検討を繰り返した結果を現場に反映しなければ!というわけでがんばった甲斐がありました、予想どうりの納まりと仕上がりでした。
・・・ まだ完成じゃないですが。
全体の完成にはもう少しかかりますが、この木製サッシは ぜひ皆さんに見ていただきたいです。