今週、三木町の家、上棟をしました。
先々週から打って変わってずいぶん寒くなる中、特に風が強く高所作業する大工さんたちが非常に心配になります。
スキー場で滑ってるみたいに寒いって表現が適当かも。
寒くっても急いで屋根じまいして軸組みが濡れないようにしなけりゃ年が越せません。
現場は、ほんと、たいへんだ!
今週、三木町の家、上棟をしました。
先々週から打って変わってずいぶん寒くなる中、特に風が強く高所作業する大工さんたちが非常に心配になります。
スキー場で滑ってるみたいに寒いって表現が適当かも。
寒くっても急いで屋根じまいして軸組みが濡れないようにしなけりゃ年が越せません。
現場は、ほんと、たいへんだ!
先日、一の宮の家の上棟式をしました。
完成予定の外観もUPしときます。
新婚さんの新居、ラセン階段のある家、一宮の家の地鎮祭をしました。
敷地に制限が沢山あったので、計画はかなり神経を使いました。
桧の無垢板を使って仕事の合間に作ってみました。
手作りの割りにメーカーのに負けない仕上がりで自己満足でした。
8月1日と2日に内覧会をしました。沢山のご来場有難うございました。
展示場を持たない我々は実際に建てた家を見てもらうことでしか皆さんに表現する場が無いのが実情です。
納得できる家作りと、 理解していただけるお施主様 いてこそ実現できるものです。
こうやってこういう場を提供していただき感謝の限りです。 有難うございました。
とにかく、来ていただいたお客様には、少しでも私の考える家作りを体感していただけたかと思います。
そして、想いは伝わったでしょうか?
近頃の家はボードの上にビニールクロスを張る簡単施工が多いですよね。
でも、 内装の壁はマットな感じで単色のペンキを塗っただけのシンプルな感じが個人的には好み。
じゃあ、 単純にボードにペンキを塗れば簡単施工じゃないの?と思うでしょうが、実際ボード下地にペンキを塗った場合(もちろん、漆喰を塗っても同様) 下地のボードの継ぎ手をひらって亀裂が入るんです。
たとえ、ジョイント処理として色んな作業をしても程度の差こそあれ、 間違いなく入っちゃいます。
・・・で、好みに近い仕上がりでこの欠点をより解決できる工法を模索した結果、 ボード下地の上に亀裂が入りにくいようジョイント処理を施し、 環境を考えて紙クロスを貼りその上に珪石と大理石粉が主成分のプラネットウォールをローラーで塗り仕上げました。
随分と手間と工程が掛かっただけに納得の仕上がりで良い感じです。期待通りに壁があまりひび割れなければいいのですが、 結果は薪ストーブを使ったり、エアコンを掛けたりしたときに出ます。
木材も湿気によって呼吸し伸縮する物なので木造の家は絶えず動いてるわけです。
職人さんが隅っこの部分を刷毛で塗ってから全体の大きな部分をローラーで仕上げます。
もちろん、 塗る部分以外が汚れては駄目なので養生はしっかりとします。
そのほか現場では現在ハードメイプルの無垢材でオリジナルキッチン製作中です。
天板の大きさが4メートル×97センチの巨大なもので、 自分の書いた製作図どおりに現場で組み立てているのを見ていると、感激するのと同時に喜びを感じました。
(イメージどおりになって行ってるわー。やっぱりこの家のキッチンはこれやー!!天板の白木色と収納部分の黒が良い感じなんて思ったりして・ ・・)おーっと、自己満足にならんようにねー。
LDKにオープン階段を付けるときには既製品のアルミ製であったり、 無垢の木材でデザインしたものを作ったりしてるんですが、 今回は階段下に収納を無駄なく取りたいという要望で収納家具を階段とした家具階段をデザインして製作しました!
(昔からある家具階段とは随分、 雰囲気は違うんですが・・)
これは、キッチン収納も兼ねる大掛かりなものとなりました。
まずは、無垢木材の積層板を施工図どおり細かく 加工し、塗装して(これが随分と神経を使うんですよ)、 現場では組み立てる作業だけにして、出来るだけ手作り感の無い精度がきちんと出た品物を目指して頑張ってみました。
この階段以外にもキッチンとか本箱とかクローゼット収納とか、今、引き続き製作中です(とにかく、時間がものすごく掛かっちゃって、 予想通りというか・・・)。
特にキッチンは4メートルの長さの天板のテーブル兼用の無垢木材で製作する力作となる予定です。 (出来上がりがたのしみです)
屋根仕舞いも終わり、外壁の下地に耐力面材ダイライトを施工。
普通の構造用合板では通気性が無いので内部結露しやすいのですが、 これは通気性があって構造用合板より強度があり防火性能がある優れもの。
おまけに無機質なのでシックハウス対策には安心!
今回は建物の基本になる骨組みがきちんと図面どおり施工できているかどうか、JIOと住宅センターの2社の検査をうけました。
取り付けた金物が図面どおりかどうか?とか、ダイライトの施工が施工基準どおりかどうか?とか、いろいろとチェック!
指定されている書類と写真を渡して確認してもらい、無事合格!
事前に社内検査をしていた甲斐もあって指摘されるところが無くて、ホッとしました。
JIOの検査は瑕疵担保保障の件を受けて実施。住宅センターの検査は建築基準法の制度を受けての実施なんですが、 同じような検査が有るのは何かもったいない感じ。
上棟しました。
15センチ角の大黒柱が家のど真ん中に!これは高知の山から自分で目利きして選んで人工乾燥させた上、 さらに自社の倉庫で半年間以上自然乾燥させたものです。
土地が分譲地なので色々な制限がある中、個性を生かした住み心地の良い家作りをめざし設計しました。
どういったところが個性的か? それは完成するまでに少しづつ紹介していきたいと思ってます。
(完成したら見学会ができればいいなー、なんて思ってます)。
Y様家族と記念にパチリ。
去年、地鎮祭を行ってから、確認申請が下りるまで随分日にちが空いたのですが、先日やっと、着工しました。
今年の10月1日引き渡しの住宅から瑕疵保険の義務づけが始まるのを受けて、今回まだ保険に入らなくてもいい物件なんですが、 これから必修になることについてはとにかく、先行してでも良いからやって行こうということで、瑕疵担保保障をつけました。
完成まで2回ある現場審査の内、今回、基礎の部分の配筋検査。
無事、合格しました。検査を終えてコンクリートの型枠をおこし指定の場所にアンカーボルトをセットし、 コンクリートを流し込み一定の養生期間を置き型枠をのけて基礎の完成です。
待合室の壁には、よそにない存在感があり癒される雰囲気を出したいので木のブロックを作って積み上げることとしました。
建物のテーマカラーがピンクなので、赤みのある高知産の杉にしました。
出来るだけ荒っぽく仕上げたいので表面はわざと製材機の鋸目を付けて製材。
もちろん木材の乾燥は大事なので人工乾燥をしたのですが、 やはり材の芯までの乾燥は十分でない為、表面に割れが大きく入り、大幅に材が変形!
もともと荒っぽく仕上げるつもりなので気にしなくて良いんですが、取り付けてから長期にわたって使用するとなると限度もあるので、 新たに作り直して人工乾燥して、さらに自然乾燥を1ヶ月以上して一個一個の大きさに加工して現場で組み立てました。
手間をかけた分、 良い雰囲気が出て、治療を待つ患者さんが少しでも癒されれば良いですよね。