大阪グランフロントへ寄り道。
休日の上、オープン直後だったので人だらけで身動きならず・・・・行くんじゃなかったかな・・??なんて後悔したが、建物は素晴らしかった。
とにかく人でいっぱいってヤダナー・・・なんて思って外に出てみると、脇にはずれた施設の什器でも設計者のエッセンスが感じられ、細かいところも手を抜いてないねーなんて思い感心。
能力と才能がある人がたくさん集まったらこんなのができるんやなー。
建築は絶えず進化しておる!
大阪グランフロントへ寄り道。
休日の上、オープン直後だったので人だらけで身動きならず・・・・行くんじゃなかったかな・・??なんて後悔したが、建物は素晴らしかった。
とにかく人でいっぱいってヤダナー・・・なんて思って外に出てみると、脇にはずれた施設の什器でも設計者のエッセンスが感じられ、細かいところも手を抜いてないねーなんて思い感心。
能力と才能がある人がたくさん集まったらこんなのができるんやなー。
建築は絶えず進化しておる!
仕事の打ち合わせで豊島に行ったついでにレンタル自転車で島内を散策。
瀬戸内国際芸術祭が終わって大分経つので、ゆっくりのんびりしながら色々回りました。
先ずは、行きたかった豊島美術館
美術館までの遊歩道ひとつとっても、横から見るとこんな具合にこだわって創ってます。(わかるかな?)
ベンチもこんな感じ。
お目当ての美術館の外観。
中は撮影禁止でした。海外からも沢山の人が来てました。こんな美術館が近場にあるのは幸せです。
何も無い瀬戸内海の離れ小島にこれだけ大きなコンクリートの塊の建物を作るのはものすごく大変な苦労が有ったと想像します。
付属棟の売店の中ですらこんな感じ。
島キッチンでランチして、のんびり、一昨年の瀬戸内国際芸術祭で回れなかった所に行って、、、、
軽井沢の「石の教会」
写真撮影はNGだったので、一部だけ。
外は古墳のような感じで、正面の方から入れなかったので、次の写真の遊歩道のような通路を通って裏口から中へ。
内部、外部共に経年変化や風化に耐える石とコンクリートとガラスで出来た芸術作品でした。
「森の中をくぐって、たどり着いた穴倉は中に入るとアーチ状になっていて連続した隙間からは外の自然光が差し込み、君と僕を照らす・・・・」~イーイね!!
ここで、結婚式できる人は幸せになると断言できます。(希望)
見学の順番待ちに使われる待合所も凝ってました。
中の宿泊施設はこんな感じで、中庭は京都の石庭のようでした。
写真で見るのではなく実物を見て触って感じて良かった。今回の旅は収穫あり!!!でした。
芸術を求め、関東への旅に行ってきました。初日は前々から行きたかった千葉にある「ホキ美術館」
アプローチはこんな感じですが、
ぐるっと外周を回って裏に行くと物凄いことになっていて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
びっくりマーク20個くらいでした。(残念ながらこちらが裏なんです)
チューブ状になった筒が曲線を描いてはね出る距離は30メートル以上は有るかな?!
ただただ、設計した人、施工した人のエネルギーと情熱が伝わってきてノックアウト(衝撃とでも表現しときます)でした。
聞くところによると、個人収集家が建てた美術館。
役所が創ったのとはぜんぜんレベル(芸術)が違います。(えらそうに評価してみました)
もちろん中身も芸術でした。
震災の後でしたが大きな被害はなく、一部、塀の継ぎ手部分がずれてました。
被害もこの程度であとは外観上は何の異常も無かったです。すばらしい。
INAXミュージアムへ行ってきました。
聞きなれない名前の版築(はんちく)で外壁を覆った非常に凝った建物(骨組みはRC造ですが) で素朴な表情を見せる反面、現代的表現のもと モダンな雰囲気が漂っててました。
版築を作る際にできた型枠の跡と一気に積み上げられないことによる土の層の連続模様がいい感じで安らぎを与えてくれます。
中は和室に使われる網代(あじろ)をイメージした連続するRのパターンが外の土のイメージと対照的でした。
この版築って今でも田舎の民家の古い塀でたまに見ることができます。知られたところでは法隆寺の築地塀です。
もともとは木材が高騰して簡単に手に入らなかった時代のやり方だったようですが、 なかなか木材に見劣りしない自然の表情と息遣いが見えますね。
さて、その建物の中で、土(泥)を使った遊びで光る泥団子を作ってみました。
簡単な道具を使って根気よく玉を真円にして着色して磨いて完成。
出来上がるまで1時間以上。ひたすら根気の結果がこの玉です。
赤く光ってるでしょ。 出来上がった玉は愛着がわいてきたんで自分の打ち合わせ室に置いて眺めてたのしんでます。
この写真の様にでかいのは世界最大級だそうです。(直径60センチ以上あるように見えましたが)
中の展示物で特に気に入ったのはこの古代のタイルの再現展示。
当時はタイルを貼っていくって感じじゃなくって積みあげっていったんですね。
まあ最近まで、 タイルの裏にモルタルをなすりつけて積み上げてましたけどね(これって湿式工法っていいます)。
それにしても積み上げたその断面を見るとタイルって感じじゃないですしー。でも、仕上がった感じは非常にいい感じ。
これって小学生が手伝ってタイルを作ることろから積み上げることまでやったそうです。 感心!!芸術ですよね!
道後温泉本館に行ってきました。
何気に古い建物を見ていたら、お馴染み過ぎて、何も感じるところは無いのかも知れませんが、細かい造作や、装飾を見るにつけ、120年前の先人の並々ならぬ、情熱と、美意識と今の道後の発展を見通した先見が感じられる・・・ですね。
120年も経った3階建ての木造建築がそれも温泉施設がここまでしっかり建ってるなんて驚異的ですよね。 (木造建築は湿気に弱いはずなんだけど)
しかも、いくたびかの地震を経験しても!ですよ。・・でも、近いうちには、 大規模改修が必要だそうですが。ま、改めて木造建築の良さを実感しました。
当時の木造建築と現在とではまるで建て方、 工法等が違うのでひと括りにはできないのですが。(その時代時代の流行、工法の進化、地震に対する考え方で進化するものがあったり、 職人さんの技量も退化するものがあったり。)深いです!
手間と金をいくら使っても表したかった美意識!(千と千尋の神隠しのモデルになったらしい。何か、もののけが出てきそう・・・)
当時の建築費用が13万5千円だそうで、 当時の初任給が8円だったので、木造建築の公衆浴場としては途方もない金額。 (当時100円で家が建ったそうですから、建物の用途としてはエキセントリックですね。)
温泉を出て近所を散策していると、酒蔵がありそこの一角にあるお洒落な現代風の和風居酒屋に遭遇!中で、坊ちゃんビールを一杯!ここの町全体に文化を感じる場所が多いですね。
うだつの町並み、初めて行ってきました。
アルチザンのメンバーの前川さんと現地調査の途中、徳島の脇町に立ち寄り一休み。
平日なんで、観光客がまばらにしか居なくって静かで、天気が良くって気持ちよかったー。
町屋の家並みとぽかぽか陽気に癒されちゃいました。
うだつとは「卯建」と書くそうで 、瓦ぶき、塗り込め壁の火よけ壁のこと。上の写真が、うだつです。
こんな袖壁で隣からの延焼に効果があるんですかねー?!
■文化財の吉田家住宅
■うだつの町並み