• Instagram
  • Facebook
  • Houzz

blog

10.11.2008written by masaaki

いつも屋根は、ガルバリュウム鋼板で一文字時葺き、瓦棒葺き、折版葺きとかが多いんですが、 今回は屋根にトップライトを設ける上に屋根勾配が、かなり緩い設計なのでシート防水(防火性能がある塩ビシート)としました。

これは雨仕舞いの点で有利だったので採用しました。

一時は(と言うか、今でも)緩い勾配ならFRP防水が良い、 とも言われてますが最近では大きい面積ならこちらの方が良いみたい、と言われ始めてます。(実際、適材適所なんでしょうが・・・)

一見、施工は簡単そうですがけっこう熟練が必要だそうです。

(シート同士の接着に熱でシートを溶かして一体とするので気を付けないと焦がしたり接着できてなかったりと面倒だそうです)

電動式の木製トップライト(デンマークのベルックス社製で雨が降ると自動的に閉まるとか。)

屋根の防水が終わって雨の日に雨漏りチェックをして工事完了です。これで、中の工事がどんどん進められるので一安心。

03.01.2007written by masaaki

雨漏りは嫌なんです。

狭小地というか、建物を敷地いっぱいに建てたり、屋根の軒先を出さなかったりする最近の住宅では木造住宅にせよ、 その他の建て方であっても、直接雨が当たるので、サッシ周りの漏水が心配なんです。

そもそもサッシの縦枠と下枠との取り合い部はパッキンのみでつながっているため、もしもの場合の躯体内での防水対策を施しました。

また、 サッシ内部の結露もある可能性があります。

施工方法としてダイライトの上からは透湿シートと呼ばれる水は通さないが湿気は通すと言う素材を貼るのですが、 どうしても角がカバーできないので一体成型した緑色の専用部材を防水ブチルテープと共に施工。

二重三重に防御策を施してないと、ちょっとこわいですね。

施工した上からサッシを付け、通常通り周囲に防水ブチルテープを貼り透湿シートを貼ります。これは、外壁が漏った時の為です。

内部から見ると判りにくいけど漏水しても水が逆流しないよう水返しが付いてます。

実際、壁の中で漏水していても、表面に現れない場合が多いので、古い建物なんかどうなってるのか判んないだけなんですよね。