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前回の投稿から2ヶ月が経とうとしていますが、しっかり仕事はしています!
太田の家も計画、工事ともに順調に進捗していて、4月初めには棟上げも無事執り行われました。
今回は下屋と上屋の片流れ屋根の組み合わせの面白い、迫力のある家です。
屋根の面積が広く、軒裏も化粧野地仕上げなので、屋根仕舞いまで4日かかりです、、!!
もう実は工事は外構含め完成間近!
今までアップできていなかったので、写真だけでも進捗アップします。
だいぶナチュラルで可愛らしい雰囲気のお家になってきました。
今年の初めから計画の始まった三豊の家の進捗です。
造成も完了し、一面に広がっていたほうれん草畑も綺麗さっぱりに。
土地が道路に比べ50cm以上も低く、近くに川もあり、浸水の恐れもあったため、地面を十分な高さまであげました。
先月にすでに建方も完了しています。朝方まで降っていた雨も作業始めた途端晴れになりました。
棟木を施主様に叩きいれてもらいました。大工さんも人数がいればどんどん進んでいきますー
普段は男っぽいモダンな設計をしてますが、、今回は設計男二人、ナチュラルで可愛らしい雰囲気のお家を考えていきます。
今回は壁面に木材を使用して部屋を賑やかに演出します!
① リビング
幅の異なるチェリーとオークの無垢のフローリング板をランダムに並べ、その隙間に杉板の古材とウォルナット材にて埋めていきます。
天井の剥出しのコンクリートの躯体のざっくりした印象と合わせ壁もざっくりとした印象になるように、床はウォルナットの綺麗な印象の仕上げで。。
ざっくりした部分と綺麗な洗練された部分のコントラストがついてそれぞれの印象を引き立てるように狙っています。
部屋に無垢の木があると、どことなく優しい感じがして落ち着きます。
② 玄関
玄関の壁面に一部には木でモザイクタイル貼りを。
杉の柱材の余ったものを薄くカットするので、材料費はかなりお安いです(手間がなかなかですが)照明で陰影がつき、より立体的に演出されます。
これに色をつけたり、金物で手すりを作ってアクセントを入れたり、店舗ならサインを入れたりと、いろいろ想像が広ります。。
急遽始まった瓦町の学習塾もそろそろ佳境。教室では授業しながらの工事のため、なかなか気を揉みます。
こんな無茶な工事をできるのも理解ある生徒たちだからこそで、ただただ感謝しつつ。
生徒たちが自慢できるような居場所に1日も早く仕上げてやりたいです。。
今回の計画では、生徒たちにとって他の学習塾にはない特別な場所になることを目指しています。
みんなが立ち寄る共用部分は『本』をテーマに、充実した本棚空間に仕上げていきます。
木を活かし多田木材らしい内装に仕上げます!
◼︎写真はその共用部分
ライティングが入り、いい雰囲気に!(家具はとりあえず営業中なのでありものを置いてます)
床が張られれば、本棚を入れる準備は完了です。
◼︎before
香西の家の進捗状況です。
先月中頃に建方完了し、徐々に形になってきています。
建て方に予定していた日が奇跡的に晴れており決行しましたが、、その喜びも束の間、連日の雨で現場は大変です。
とにかく雨仕舞いに追われ、バタバタバタバタと。木を極力濡らさないように雨仕舞に奮闘です。
なんだかかなり忙しくブログ更新ができていませんが、他の物件も着々と進行中ですー
■建て方の様子
着々と工事進んで行っています。
写真は基礎立上の型枠を組み、コンクリートの打設を行ったところ。
レッカー車にてコンクリートを打込む位置までバケットをもっていき、打設していきます。ただ隣接道路が狭く、敷地も余裕がないため、コンクリートを打ち込むためのレッカー車が奥まで入っていけず、かなり大変でした。
こう基礎の姿が見えてくると全体の部屋のスケールが想像しやすくなります。
施主様からも言われましたが、図面で思うよりも狭いなとか広いなとか、大きさの具体的にイメージできてきます。さらに壁、天井ができてくると、狭くて大丈夫かなと思っていた部屋も、満足する広さへと変貌していきます。これら感覚的な広さは、実際の高さ・奥行・幅に加え、五感でとらえる光・影・形状・色・柄・素材など各要素のバランスが大事になのだと思います。
同じ床面積の部屋でもこれらの要素を上手に工夫することによって、広い狭いなどの演出が施せるってわけです。
‥もう直ぐ!棟上げです!
マンションリノベーションの途中経過です。
写真は不要な間仕切壁を撤去した後、不陸(床の傾き)をなくすため、床にパッキン,根太を全て敷き込んでいるところ。
既存の床を一部そのまま利用しています。このあと床は12mm構造用合板+フローリングを敷きこんでいきます。。
リノベーションで大事なのは、何を退けて何を利用するかの取捨選択。
お金が有り余っているなら、全て壊してスケルトン状態(構造体のみ)にし、インフィル(内装部分)を全て1から仕上げるなら、簡単。
ただ普通はそうもいかず、限られた予算の中で新しいプランのために、どこをどうするか細かい現場での調整がとにかく大事になってきます。
現在改装にてテナントも計画中ですが、少しのことで金額は積み上がっていくので、どうしようかと頭を悩ませています。。
かなり店舗寄りな雰囲気になってますが、、想像通りの感じになってきました。
店舗でよく使われるスリッド柱を取り付けました(画像左側)
中に棚板を入れて、好きな高さで使える稼働棚になります。これがなかなか使い易くて、床から棚板が浮いた感じになるので、部屋が狭く見えづらくなり、住宅でも使えたらと思っていました。
棚板用に集成材をカットして自然塗料で塗ります。トラックの上で乾かします。。
テーブルカウンターも取り付けて!いよいよ完成です!!
完成写真はまた後日ちゃんと撮ってブログで載せます
マンションのリノベーションも始めています。
25年前の内装とは思えない、今でも十分通用する和モダンな内装です。ただ、設備面もかなり古いのでついでに内装も今風へと改装します。。
◆before
住み手も多様になった現代に対応出来るようなフレキシブルな間取りへ変更します。
部屋の一面を塗装して、アクセントとなる色で部屋の印象を決めます。
自分の部屋なので自分の好みのブルーグレー系の色の中から選びます。
同じブルーグレーと呼ばれる色でも種類はたくさん。壁面に貼った木板とも合うブルーグレーを探します。
クロスの一面を上塗りしていきます。
自分で塗るので、素人がやると塗料の付き方でムラがでてきて、汚くなることがよくあるので、今回はベンジャミンムーアの素人でも比較的塗りやすく、色合わせする必要がないものを選びました。
家づくりでお客さんに自分たちの家の一部分を仕上げてもらってなんてことも、大変ですけど面白くて、いい思い出になります。
いい感じに仕上がりました。普通ならこれでもう完成といきたいですが、実はこれでも計画の50%くらいしかできていません。
次は上の天井から伸びているボルトでもうひと工夫していきます。
最近DIYばっかり更新していますが、肝心の仕事の方も数件進捗しているので、その報告を、、笑
香西の家①(軒の家)のすぐ横に息子夫婦の住居とみかん蔵を建替えます。
蔵は土壁の真壁造でケヤキの巨大な丸太梁がありました。
聞く話によると歴史が150年もあるとか。
ただ、何度も建替え増築を繰り返し、いびつな形の鉄骨構造に1Fに耐力壁のない頭でっかちの建物はあまりに危険。
10年前には水害もあり、土台もかなり傷んでいました。
その他デメリットが大きすぎるので、リノベーションは断念です。
◆before
◆解体工事中
蔵の土台に使われていた庵治石が使えそうなので、いったん倉庫へ持ってきました。(実際購入しようとするとかなりいい値段もしますし)
新築のアプローチに使えれば、かなりいい雰囲気がでるのではと画策中です。
少し変わったことがしたくて、壁面に木板貼りをして部屋にアクセントをつけます。
上のは倉庫にて検証している写真です。
チェリーとオークのフローリング用材料を組合せて並べて、実(サネ)(板に凸凹の加工を施したもの)をあえて見せて、底目地風にします。チェリーとオークのサイズも違うため並べたときにできる隙間(黄色テープしているところ)には雨ざらしにした杉板で埋めていき、全体を引き締めます。
極力綺麗すぎる印象を避け、荒い印象を目指しています。オークの白とチェリーの赤とウォルナット材との相性もかなり良くてかなりいい感じに仕上がりそうです。
本物の無垢素材の木だからこそでる一枚一枚の木板の表情がすごくいい深みをだしてくれます。パターンでしかだせない印刷物のクロスや塩ビタイルなどでは絶対に出せない良さがあると思います。
もし上手くいけば、せっかくだし次の物件で使えればということも密かに思いつつ笑
計画固まってきたので、アップします。
汚い絵&図面ですが、、自分だけが分かればいいので内容はざっくりとしか書いていません、、
仕上げ等はコストの関係で変更するかもしれませんが、おおまかにはこんな感じでいきます。
適材適所な収納の充実と部屋を広く魅せる為の工夫を散りばめていきます。
小さい部屋でもとにかくゾーン分けを意識しています。プロジェクターで鑑賞する部分、ベッドで寝る部分、デスクワークする部分、収納の部分。
すべてを区切ってしまわないで、ストレスなく動作出来るようにかつ常に整理されているようにです。
とりあえず、押入れを壊しました。躯体からGLボンドでボード張っているため補修が大変そうです。
床のフローリングは既存のフローリングの上から増貼りしていきます。
ウォルナットのノコ目や大きな節がついているような荒い印象の輸入フローリングを張ってきます。
(フローリングだけは失敗したら終わりなので、プロの大工さんをさすがに呼んでおきます笑)