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10.16.2010written by masaaki

古い丸太の梁は解体現場で雨に濡れたり土まみれになったので、洗いをかけた後、やんわり養生させた後、大工さんに新しい軸組に合わせて刻みます。その後、綺麗に化粧直し。

現場では、いきの良い若い大工さんが待ち構えたかのようにカケヤをふって丸太を収めていきます。

あっという間に収まっちゃいました。

09.14.2010written by masaaki

普通のマンションリフォームでは満足できませんでした。

築20年のマンションの1室を完全リフォーム!

水廻りの位置までも変えています。

住み手の家族構成に合わせて変化する間取。

キッチンを中心にしたリビング。
非日常をテーマとした水廻り(今時のマンションの間取に無かったもの、例えばマンションでありながらも外気浴のできる浴室)

ホテルに泊まっているような雰囲気も有ればいいですよね。

そして、現実的にコストにもこだわる。

このリノベーションは一般に公開の予定です。

07.08.2010written by masaaki

築70年を超える民家を解体。

さすが古い家だけに、中に使っている梁も半端無い太さと長さ(現代では、絶対手に入らないような代物!)でした。

その中で虫が入ったり、腐れが出ていないものを選り分けて、今度建てる家の見える梁に使いたい。。。。

また、使われる場所によってどのように見えるか?なんて考えながら、今、設計しています。

テーマは「継承されるべきもの」未来と過去の接点。

外観は現代的なシンプルさを求め、中は現実的な住みやすさを求めた家としたいですね。

取り外した丸太は,うちの倉庫に持って帰って泥や汚れを拭いて保管です。

06.20.2010written by masaaki

先日、お寺の客殿の建替えの上棟をしました。

広間が43畳もある大きな建物なので、梁とか柱がそれなりに大きくないとサマになりません。

また、柱が無垢の化粧柱なので、ものすごく気を使いました。

と言うのも、挽きたての柱を化粧面に合わせてそれぞれ選別し、荒削りしてから、もう一度割れとか、節の状態をチェックして行くのですが、やはり、一般に使う柱よりも長くて太いだけに、取り回しは大変だし、伐採したときに付く割れがどうしても多くなり(実際削ってみないと分からないもの)これには苦労しました。

めっちゃ疲れたー!

02.25.2010written by masaaki

建築金物製作の工場に階段のささら桁を注文。出来上がってきました。

現場で大工さんが手直しとかがきかないので細かな納まりから仕上げのところまで細かに打ち合わせしないとだめなんです。

01.23.2010written by masaaki

大きなブラックウォールナットのテーブル1M*2.3Mをつくりました。

お客様のリビング用に作ったものなんですが、納品前にうちの事務所に置いてみました。すごい!でかくて存在感がある!

これは幅の広い2枚の木を貼り合わせて作ったものなんですが、これって実は結構大変なんです。

人口乾燥させた板を(乾燥させたら当然、木材は 変形して反りや曲がりやねじれや割れが出ます。それも大きな材になればなるほど変形が大きい)大きな製材機で荒直ししてから、 表面を大きなサンダーで削って厚みを揃えて綺麗に仕上げ2枚の材料をくっ付けます。

ただ、付けるだけでは乾燥とか湿気で暴れてしまうので、裏から写真のような穴を開けボルトで補強します。

欠損の有るところとか、見えたら嫌な節の有るところとかは、バランスよく大中小と大きさの異なる蝶型の飾りを埋め込んでいきます。

裏には反り返るのを防止する横桟を仕込みます。

こんな具合で、簡単な流れの説明ですが(実際は細かな工程が途中に有るんですが)一枚のテーブルの天板を仕上げるのは、大変なんだってこと、 分かってほしいですね。

もちろん、長い年月かけて育った木ですから、無駄にはできません。

自然の恵みに感謝しながらやってます。 今回は木味を大切にしたかったので、オイル仕上げのみとしました。