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07.23.2012written by masaaki

天板の大きさが900*3600のステンレスキッチンを製作。

元々はフレームキッチンの予定のところ、一部変更して収納部分も製作。スライドレールを付けたりして、シンプルな中にも機能性をプラス。

何度も図面を修正して、現場の状況と仕上げの雰囲気を想像しながら微調整して各部品を金物製作工場とか木工所に発注。

出来た部材を現場で組立。

やっと、ここまでたどり着きました。

腰壁をタイルで仕上げて、コンロとか水栓を取り付けもう少しで完成です。

天板の養生のシートを剥がしてステンレスのバイブレーション加工の雰囲気を早く確認したい。

うしろに見えているのは、階段とキッチン収納をかねた無垢板のオリジナル家具階段です。

07.15.2009written by kazunori

近頃の家はボードの上にビニールクロスを張る簡単施工が多いですよね。

でも、 内装の壁はマットな感じで単色のペンキを塗っただけのシンプルな感じが個人的には好み。

じゃあ、 単純にボードにペンキを塗れば簡単施工じゃないの?と思うでしょうが、実際ボード下地にペンキを塗った場合(もちろん、漆喰を塗っても同様) 下地のボードの継ぎ手をひらって亀裂が入るんです。

たとえ、ジョイント処理として色んな作業をしても程度の差こそあれ、 間違いなく入っちゃいます。

・・・で、好みに近い仕上がりでこの欠点をより解決できる工法を模索した結果、 ボード下地の上に亀裂が入りにくいようジョイント処理を施し、 環境を考えて紙クロスを貼りその上に珪石と大理石粉が主成分のプラネットウォールをローラーで塗り仕上げました。

随分と手間と工程が掛かっただけに納得の仕上がりで良い感じです。期待通りに壁があまりひび割れなければいいのですが、 結果は薪ストーブを使ったり、エアコンを掛けたりしたときに出ます。

木材も湿気によって呼吸し伸縮する物なので木造の家は絶えず動いてるわけです。

職人さんが隅っこの部分を刷毛で塗ってから全体の大きな部分をローラーで仕上げます。

もちろん、 塗る部分以外が汚れては駄目なので養生はしっかりとします。

そのほか現場では現在ハードメイプルの無垢材でオリジナルキッチン製作中です。

天板の大きさが4メートル×97センチの巨大なもので、 自分の書いた製作図どおりに現場で組み立てているのを見ていると、感激するのと同時に喜びを感じました。

(イメージどおりになって行ってるわー。やっぱりこの家のキッチンはこれやー!!天板の白木色と収納部分の黒が良い感じなんて思ったりして・ ・・)おーっと、自己満足にならんようにねー。

06.18.2009written by masaaki

LDKにオープン階段を付けるときには既製品のアルミ製であったり、 無垢の木材でデザインしたものを作ったりしてるんですが、 今回は階段下に収納を無駄なく取りたいという要望で収納家具を階段とした家具階段をデザインして製作しました!

(昔からある家具階段とは随分、 雰囲気は違うんですが・・)

これは、キッチン収納も兼ねる大掛かりなものとなりました。

まずは、無垢木材の積層板を施工図どおり細かく 加工し、塗装して(これが随分と神経を使うんですよ)、 現場では組み立てる作業だけにして、出来るだけ手作り感の無い精度がきちんと出た品物を目指して頑張ってみました。

この階段以外にもキッチンとか本箱とかクローゼット収納とか、今、引き続き製作中です(とにかく、時間がものすごく掛かっちゃって、 予想通りというか・・・)。

特にキッチンは4メートルの長さの天板のテーブル兼用の無垢木材で製作する力作となる予定です。 (出来上がりがたのしみです)