House in Mure | 2013
吹抜けでゆるやかに繋がる家 | 高松市牟礼町
敷地は八栗さんへ参拝するための街道沿いに位置し、周りには古くからの続く石材所が軒を連ねます。
外観は倉庫の多い周りの雰囲気に合わせ、外壁には黒の大波ガルバリウム鋼板や多種の木材を使用し、ざっくりとした無骨な印象に寄せて仕上げています。
室内でも黒をアクセントに使用し、壁面のタイルや自社で削り出したウォルナットフロア、キッチンのステンレスなど無垢を多用しながらまとめ上げています。
LDKの南北に2箇所吹抜け設け、2階のスタディーコーナーと繋げることで、ぐるぐると効率よく室内の空気を回してくれます。また北側の吹抜けからは天然の間接照明のようにLDKに安定して光を取り込み、南側の吹抜けでは全面の窓が開放的な空間を演出します。
1階と2階を緩やかに繋ぐことで、快適な環境を目指しました。