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02.07.2007written by masaaki

上棟式が終わったら、家が出来るだけ濡れないように、まず、屋根仕舞をします。

 

■屋根兼天井仕上げの板が見えてる所

今回は一般的な屋根ではなく、天井兼用の3センチ厚の無垢板を敷いた上に3.5cmの硬質断熱材を敷き、空気層をおいて、ガルバリウム鋼板を葺いた2重構造としました。

 

■ガルバリウム鋼板の折板(せっぱん)葺き

このガルバリウム鋼板の板は折板(せっぱん)葺きと呼ばれるもので、一般的には、 商業施設、工場等によく使うものなんですが、あえて、この住宅にこんな形で使うのは、メリットとして、板を全面に敷き詰めることによって、 水平面の強度が上ります。

 

■硬質断熱材3.5センチを全面に敷いたところ

万が一、上の屋根が漏れても下が濡れないよう、防水テープを施工。また、硬質断熱材が密に敷くことが出来、より断熱性能がよくなります。ガルバリウム鋼板の折板 屋根は最近よく見かける瓦棒の屋根(うちも、よくやってますが・・・)よりも、 板厚を厚くすることが可能になります。

 

■裏面にはウレタンフォーム貼付け

裏側には、ウレタンフォームを貼り付けることにより、雨音の軽減や、断熱、結露防止が期待できます。・・・まあ、 良い事ばかりのようなんですが、欠点は、見る方向が悪いと、工場みたい?私はなーんとも思いませんが・・・と言うか、何でも有りか。