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11.22.2016written by kazunori

本物は迫力があるなと最近いろいろ見ていると感じます。

どの分野にしてもそうなんだろうけど、それ一つで十分な存在感を放っているような。

今回この塾の空間をぴしっと引き締めるべく、中央に配置する木製テーブルはウォールナットの特大一枚板を使用し製作します。

自然の木だからこそ出せる目合いと風合いでとても雰囲気があります。

ここから削り出し綺麗にし、製作した金物の足を取り付け、シンプルに木の良さを押し出していきます。

01.23.2010written by masaaki

大きなブラックウォールナットのテーブル1M*2.3Mをつくりました。

お客様のリビング用に作ったものなんですが、納品前にうちの事務所に置いてみました。すごい!でかくて存在感がある!

これは幅の広い2枚の木を貼り合わせて作ったものなんですが、これって実は結構大変なんです。

人口乾燥させた板を(乾燥させたら当然、木材は 変形して反りや曲がりやねじれや割れが出ます。それも大きな材になればなるほど変形が大きい)大きな製材機で荒直ししてから、 表面を大きなサンダーで削って厚みを揃えて綺麗に仕上げ2枚の材料をくっ付けます。

ただ、付けるだけでは乾燥とか湿気で暴れてしまうので、裏から写真のような穴を開けボルトで補強します。

欠損の有るところとか、見えたら嫌な節の有るところとかは、バランスよく大中小と大きさの異なる蝶型の飾りを埋め込んでいきます。

裏には反り返るのを防止する横桟を仕込みます。

こんな具合で、簡単な流れの説明ですが(実際は細かな工程が途中に有るんですが)一枚のテーブルの天板を仕上げるのは、大変なんだってこと、 分かってほしいですね。

もちろん、長い年月かけて育った木ですから、無駄にはできません。

自然の恵みに感謝しながらやってます。 今回は木味を大切にしたかったので、オイル仕上げのみとしました。