多田木材店 / 多田一級建築士事務所 [TADA Wood Architect Office] ~設計事務所と木材店、両方だからできること~

F様邸増築工事(心臓に悪いなー) (2007.2.23)

  100_0153 100_0093   私、長いこと建築に携っているんですが、 今回は二十年ぶり二回目の既存二階部分を残して増築する!ややこしい事に挑戦しました。普通、平屋建を二階建にするのは、 たまにあるんですが・・。

事前調査は、わずかに天井点検口から覗ける程度、建設当時の大工さんの気持ちになってどのように軸組みを組んでいるのかと推測、 外れがあっても、大外れが無いよう練りまくりましたが、なんとも確信が無いまま木造軸組みを加工!当日は、うまく組めるかどうか、 本当に心臓に悪いー。100_0360100_0364100_0367

でも、というか、やっぱり!ばっちりできました!計算どおり間違いもせずに!感激でした。

あとは、雨が降って濡れないのを祈るばかり。(なんと、一階では生活してます。)

100_0368あと、 ラッキーにも古い屋根を撤去したときに出た古い丸太梁がきれいな状態で保存できました。(貴重です。 比較的新しいので油気が抜けてなく強度も十分ある材でした!)この古材をどこかで使えば素敵でしょうね。

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I様邸工事日誌(家族みんなでペンキ屋) (2007.2.17)

最近よくある施主参加の家作りとして無垢の床材に自然塗料を塗りました。自然塗料はペンキ屋さんで無くっても簡単に塗れるんです。

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ドイツ製の自然塗料。ドイツ製すきやなー。

 

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休日に家族全員で塗ります。三歳の末っ子も一番になってお手伝い!

床材はレッドパイン材(赤松)の30ミリ厚の無垢材です。

 

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前日には下準備で板の裏面に湿気による反り止めで軽く水性のウレタンを塗ります。(これもドイツ製)

I様の家には、こんな板が一階だけで160枚、二階が90枚、塗らない板も合わせると全部で500枚も使います。 物凄い量の無垢材です。

当然、乾燥には物凄く気を使ってます。ロシアの工場で人工乾燥掛けてきてるんですが、多少バラつきがあるので、もう一度、 マルトクさんの人工乾燥機で二度目の乾燥。それを寝かせてから使います。

でも、無垢材なので、ここまでやっても多少は反りが出るんです。手間を掛ければいくらでも掛かるけど、 出来上がったものにその差が表れるのも無垢の木なんです!三人の子供たちは自然塗料を塗るのが楽しくて、 道具を取り合いしながら我先にどんどんヌリヌリ!

家族の家作りにおいていい記念になる一日でした。

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I様邸工事日誌(保険掛けました) (2007.2. 9)

外壁は防火地域に準ずる場所なので、大建工業のダイライトなる板材を外部全面に貼ります。

この素材の良いところは、一般的に使われているパネル工法と呼ばれる板材に使われる構造用合板に比べ強度は普通の合板より強く、

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湿気を通す能力が合板がゼロであるのに、このダイライトが十分に通す素材であること。構造用合板は湿気に弱く、 長い間に湿気による経年変化で強度が変化し危険があるとおもいます。(無機質のダイライトはそれが無い。また、 通気性があるので内部結露に強い)・・・これは、将来に向けての保険かな・・・と。ま、湿気に強く、火に強い、!ついでに、火災保険も安い! これは、将来に向かっての、目に見えない保険ですね。  

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I様邸工事日誌(屋根施工) (2007.2. 6)

上棟式が終わったら、家が出来るだけ濡れないように、まず、屋根仕舞をします。

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屋根兼天井仕上げの板が見えてる所

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I様邸は、一般的な屋根ではなく、天井兼用の3センチ厚の無垢板を敷いた上に3.5センチの硬質断熱材を敷き、空気層をおいて、 100_0296

ガルバリウム鋼板を葺いた2重構造としました。このガルバリウム鋼板の板は折板(せっぱん)葺きと呼ばれるもので、一般的には、 商業施設、工場等によく使うものなんですが、あえて、この住宅にこんな形で使うのは、メリットとして、板を全面に敷き詰めることによって、 水平面の強度が上ります。

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硬質断熱材3.5センチを全面に敷いたところ
万が一、上の屋根が漏れても下が濡れないよう、防水テープを施工

また、硬質断熱材が密に敷くことが出来、より断熱性能がよくなる、 ガルバリウム鋼板の折板 屋根は最近よく見かける瓦棒の屋根(うちも、よくやってますが・・・)よりも、 板厚を厚くすることが可能で、

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裏には、ウレタンフォーム

裏側には、ウレタンフォームを貼り付けることにより、雨音の軽減や、断熱、結露防止が期待できます。・・・まあ、 良い事ばかりのようなんですが、欠点は、見る方向が悪いと、工場みたい?私はなーんとも思いませんが・・・と言うか、何でも有りか。    

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I様邸工事日誌(上棟式しました) (2007.2. 1)

前々日に土台(桧)を敷き、建てる準備をします。

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ここで、基礎の天端がコンクリート金コテ押さえなので高さの精度を高めるため、

不陸をダイヤモンドの入った研磨機で大まかに削り、 土台下の換気の為のパッキンを敷き並べ、

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パッキンと土台の間に調整材を入れ高低の精度を2ミリ以内にします。
(ここまでしても、あとで、多少は狂いますが、とにかく建物の基準になる所、非常に大切だと思ってます。・・・・こだわってます。)

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翌日、天候が悪くなりそうなので、早めに1階から建て始めることに。

とりあえず、1階まで建て、2階は上棟式の日に。


上棟日当日。残りの、2階部分を建て、屋根などの必要な材料を上げて、柱のの傾きを直して、金物を入れ、

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上棟式の準備

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高松市の中心部の住宅地では、ほとんど見かけなくなった光景です。たくさんのご近所さんが来て下さいました。

餅や、お菓子や、たくさん投げて、久々、楽しみました!

I様ファミリーにおいては、一生に一回の思い出になったことでしょう。

上棟式をして、家作りをみんなで(お施主様と建築士と職人と協力業者)作り上げていくものと、改めて実感しました。

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わたしは、神様に改めていい家作りが出来るよう、お願いしておきました。 

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